顧客を惹きつけること、顧客を魅了すること、あなたのお店では出来ていますか?
飲食業界の厳しい現状
現在、日本の全事業所の中で飲食店の割合は約7%を占めています。次には美容業と貸家業が3%と続きます。(経済産業省調べ)
但し上記データには「中食」は含まれていません。スーパーやコンビニで惣菜を買って家で食べる、いわゆる「中食」の需要はこれから増えていくと予想されています。
今やライバルは飲食店だけではないという事です。このような状況下、景気回復もままならず、人口減少も進む中で勝ち残っていくのは大変だと思われます。
しかし厳しい状況ばかりではなく、この先インバウンドの外食需要はまだ伸びると言われてますし、何よりおいしい料理と行き届いたサービスを提供していれば、そうそう簡単に閉店に追い込まれることはないでしょう。
集客数が伸びない店も、繁盛店もプロモーションの継続は重要です
顧客ターゲットを3つに分類して、
それぞれに合ったプロモーションを掛けることが重要です。
その3つとは、
・新規顧客
・既存客(来店経験はあるが来店頻度は低い)
・固定客(いわゆる常連客)
となります。
では、どの顧客からプロモーションを掛ければいいのでしょうか。
答えはすべてです。順番はありません。
常にすべてのカテゴリーの顧客に対してプロモーションをし続けることが集客のアップ(維持)に繋がります。
但し、それぞれの顧客に合ったやり方が求められるので使い分けが必要になってくるでしょう。何が正解なのかはお店によるでしょうが、広告媒体としては、以下のものがあげられます。
- 自社のホームページ(グルメサイトに頼らず自ら発信する)
- リスティング広告(確実に検索結果に表示される)
- SNS広告(フェイスブックやインスタグラムで表示される広告。広告費が掛かるが低予算からも可能、顧客にアカウントを持っている人が多ければ効果的)
- メール営業(顧客のメールアドレスリストがあれば効果的)
- DMの発送(顧客の住所リストがあれば効果的)
- フライヤーの配布(ある地域をターゲットにしたい場合)
ざっと以上の方法が考えられますが、どの手段でも質の高いビジュアルは絶大な効果があります。ただ文章だけの広告よりも「おいしい写真」の使用は不可欠でしょう。「フードピクチャーズ」で撮影した写真や動画はどの媒体で何度使っても追加料金などは一切かかりません。
コンセプトを明確に伝える
あなたのお店のセールスポイントは何ですか。
顧客の立場に立ってみると、これだけ多くの飲食店から1軒を選ぶのはかなり頭を悩ませる作業になりかねません。そんな中からお客様に選んでもらうには明確なコンセプトを伝えておくことが重要になってきます。
もしお客様が「おいしいパスタが食べたい」と思った時に「だったらあの店に行こう!」となればいいですよね。
さらに看板メニューがいくつかあればさらにコンセプトが明確になってきます。
「カルボナーラが食べたい」「だったらあの店のカルボナーラは絶品だよ」
となるでしょう。
メインビジュアルでインパクトの強い写真を使う。
あなたのお店のコンセプトがこだわりのお肉料理だとしたら、それが一目で伝わる写真とキャッチコピーを準備しておきましょう。
より多くの機会でお客様の目に触れることで、より深く貴店のコンセプトを理解してもらえます。
あなたのお店の料理が、質の悪い写真で、SNSに勝手にアップされる時代です。
ご存じの通り、今は「食べログ」や個人のSNSなどで自由に情報が発信できる時代です。料理の写真もあなたの店名と共に拡散されています。
それが、おいしそうな写真ならいいですが、素人がスマホで簡単に撮った写真なので多くは期待できるものではありません。
言葉では「おいしい!」とあっても写真がそうでなければ、マイナスイメージの拡散でしかありません。
しかし、お店のホームページを作っておけば、興味をもったお客様は店名を辿って自社サイトに来てくれますから、そこに「おいしい写真」を載せておけばマイナスイメージは払拭されるでしょう。
こういう時代だからこそ、自ら正確な情報発信をする重要さが問われます。