今年(2020年)の ウナギ は6年ぶりの豊漁らしい。
しかしながら価格は一部で多少の値下がりが見られますが、ほとんどの売値に於いて下がってはいないようです。
消費者にとっては「なんで値段が下がらないの?」と突っ込みたくなりますが、これには色々と理由があるようです。
(1)今年は確かに豊漁だったが、ここ20年は長期的に減少傾向であるということ。
(2)毎年、ウナギの漁獲量は大きく変動をして安定していないということ。つまり来年の漁獲量がまったく予想がつかない。
(3) ウナギ は2~3年冷凍保存しても品質に大きな劣化がないということ。
これらの理由が重なってウナギ 業者は価格を下げて売る必要がない、という事らしいです。
消費者が安くウナギを食べられるようになるには、少なくとも10年以上の豊漁が続かないと難しいのかもしれません。

高くてもおいしくて元気が出るなら食べる!
商店街を歩いているとウナギを焼いている煙がフワッと漂って来るときがありますが、あの時の香りは、思考のすべてが止まり頭の中はうな重の映像のみになってしまう強力な威力があります。
今年もどこかでおいしいうな重を頂き、コロナ禍を乗り切りたいと思います。